【未解決事件】世田谷一家殺害事件ー21年目の新事実
未解決事件、監視社会が進む今でも犯人の特定に至れていない事件は世の中に無数に存在します。今日は、そんな未解決事件世田谷一家殺害事件に大きな動きがあったので、お話したいと思います。2000年12月30日深夜東京都世田谷区で起きた一家4人が亡くなった殺人事件ですが多くの不可解な点とともに、未だ解決に至っていません。
現場にはたくさんの手掛かりが残されていた。
犯人の自分自身の血液や、犯行に利用した包丁、日本では珍しいスニーカーの足跡、衣類など多くの証拠を現場に残しています。
そして、この犯人現金20万円を奪うも、置いてあった6万円や通帳などには手をつけていなかった点などを踏まえても、単なる強盗殺人とは思えません。
そして、殺害を終えたあとも長時間現場に滞在し麦茶を飲み、アイスクリームを食べています。
ここまで余裕をみせる犯人は、殺害に対し慣れている様子もどこか感じます。
それも、凶器として用いた包丁を包んでいたハンカチの使い方が独特で、中国やフィリピンにおいて用いれらる使い方であることが警察への多数の情報提供から発覚しました。
さらに、スニーカーは韓国のブランドの珍しいサイズのもので、流通経路もかなり狭いものでした。
それでも、5000万件以上の指紋を照合してもなお、浮上することのないその犯人。
そんな捜査の難航するこの事件にも21年目にして大きな動きがありました。
21年目の急展開
どうやら警察は、現在40歳のHという存在を実名で捜査しているとのことです。
当時焼肉屋のアルバイトとして厨房で働いていたHについて店の常連客から警察に連絡があり捜査を進めているようです。常連客が、このHが手に包帯を巻いた状態で歩いている姿を目撃したようです。
この焼肉店のオーナーAも事件前後に空き巣に入られてたことがありこの犯人も同一人物であることが浮上しました。しかし、店はこの事件後閉店しておりHの写真や履歴書などは残っていないとのこと。
このHの同僚Bにも警察は聞き込みを進めており、当時Hは大学生でスポーツをしていたとのことです。
このHさえ突き止めることができたら、この事件に終止符を打つコトができるでしょうか。
事件から21年目にして、大きな動きをみせたこの事件。この事件をきっかけに殺人事件における時効は法改正により撤廃しています。
私たちの社会はあれから多くの場所に防犯カメラが設置され監視・管理が進んでいます。
この事件の解決はそう遠くないのかもしれません。