【未解決事件】世田谷新町OL殺人事件の考察
未だ解決に至らず様々な憶測が飛び交う未解決事件。
今日は世田谷新町2丁目で起きた未解決事件を紹介します。
この事件が起きたのは1999年、7月12日。世田谷区内にある工事現場で当時25歳のOL女性が何者かに首を絞められ、両手首を刃物で切られ殺害された事件。
この女性は広告代理店勤務、週末はディスコに顔を出し事件当日も女性の友人と食事をし、ディスコに行き、その帰路襲われています。
午後8時過ぎに友人と渋谷のレストランで食事をし、午後9時にプリクラを撮り、午後9時半池尻大橋のバーで談笑。0時過ぎにバーの近くのコンビニで「また連絡するね」と言い別れたといっています。この後
池尻大橋0:17発桜新町0:24着の電車か、池尻大橋0:27発桜新町0:34着の終電のどちらかに乗っています。駅から女性の家までは徒歩10分の近さでありながら、なぜこのような事件に巻き込まれてしまったのでしょう。
この事件における不可解な点
この事件には不可解な点が3つ存在します。消えたサンダルとショルダーバッグの行方、彼女の帰宅経路として普段通らない工事現場付近で起きた事件であること、そして、亡くなった彼女の遺体にはビニールシートが被されていました。
この3つの謎を紐解いていくことで、この犯人の人物像やその日何が起こっていたのかがみえてくるのではないでしょうか。
ショルダーバッグが無くなっているのは強盗目的と捉えることで妥当ですが、サンダルが無くなっていることだけは不可解です。
もしも、被害者が桜新町駅で降りた直後犯人にストーキングされ走って逃げたためサンダルを脱いで走ったとしても、翌日の捜査でみつかるのではないでしょうか?犯人がサンダルを証拠隠滅のために回収したのであればそもそもすぐに見つけることができる工事現場に死体を遺棄することはないのです。それらを踏まえると、1つの仮説を立てることができます。
仮説 犯人は車の中で犯行に及んでいる
この事件の犯人、駅の周辺で車に乗ってターゲットを物色。車で被害者に近づき、被害者を襲い車の中へ。サンダルが無くなっているのは、犯人がこの被害者を車に乗せ、車内で殺害しているからで、車の中にサンダルが転がっていたからなのではないか、そう考えることで、工事現場に遺体があったことも、工事現場という人の目に留まらない場所を利用し死体を遺棄したと考えることができます。ビニールシートを被せてあったのも、車内で殺害しその死体に被せて車を運転し死体と共にビニールシートごと捨てたのではないでしょうか
この事件が起こる前にも、近辺で女子高校生が首を絞められる事件が起きていて、その犯人も同一犯である見方が強いですが、現在もこの犯人の特定・逮捕に至っていません。
夜の街の華やかさとは一変、帰路の夜道は暗く寂しいものです。夜道は人通りの多い道を、そしてもし何か身に危険を感じた際はスマートフォンの防犯アプリなどを使って防犯ブザーを鳴らしましょう。